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Yoshiaki Yamanishi
弁護士になって30年間、ずっと薬害問題に関わり続けてきました。薬害肝炎大阪弁護団の事務局長を勤め、現在は、HPVワクチン薬害全国弁護団の共同代表を担っています。
一番悲しかったのは、薬害裁判の最中に、被害者が次々と命を失っていったこと。そして、一番嬉しかったのは、そこから学んだ「生きる力」によって大きな勝利を勝ち取ったことです。
私自身も被害に苦しむ被害者から「生きる力」を学び、健全な司法が、立法・行政を動かすという貴重な経験をすることができました。こうした学びや経験を、今後の弁護士活動に活かしていきたいと思っています。
大学時代は体育会の運動部で青春を謳歌しました。
企業への就職が決まった後、卒業試験に臨むために初めて「憲法」の本を読んだのですが、そこで、人権が、人が人として扱われない差別と虐待の歴史の中から闘いによって生まれたものであることを知ったのです。
こうした法律の勉強を全くしてこなかった学生時代を悔い、改めて弁護士を目指す決意をしました。
「心の琴線」を揺さぶられた事件を担当し、その解決のために心技体すべてを集中した時の緊張感。それが、私にとって「やりがい」を生み出す原動力です。
そのために心がけていることは、依頼者からの話をよく聞くことや動くことを嫌がらないこと、結果は後からついてくると自分に言い聞かせること。そして、明るく元気なことが依頼者にとっても自分にとっても一番であると実感することですね。
劣っているところも沢山ありますが、それでもめげずに元気であり続けていられるところは強みかな、と思います。
姉二人の末っ子の甘えん坊。運動音痴なのに中学、高校(サッカー部)、大学(ボート部)とずっと体育会のクラブに所属し、そこでの挫折の連続が、今の自分を創っていると思います。
趣味はマラソン。見るのも走るのも好きです。60歳を前にタイムが伸び悩み、限界を感じながらも、「超えてやる」と呟きながら走っています。
読書や映画、テレビも見ますよ。感動する本や映画・ドラマに出会った時は最高に幸せです。
- 11人の個性豊かな変人(弁護士)と、それをサポートしてくれるいい人(事務局)の集合体。
だからこそ結果を出し、信頼される事務所になっていると思います。
- 経歴
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大阪府出身
- 1985年
- 京都大学法学部卒業
- 1988年
- 弁護士登録
長野義孝法律事務所入所
- 2012年
- 平成24年度大阪弁護士会副会長
- 所属弁護士会
- 大阪弁護士会(登録番号 20811)
- 主な取扱分野
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- 薬害・医療過誤被害者側
- 不動産取引
- 証券取引
- 銀行取引
- 離婚・相続
- 債権回収
- 倒産・再生
- 企業法務一般
- 所属団体
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- 春秋会(大阪弁護士会会派)
- 青法協
- 薬害エイズ弁護団
- 薬害肝炎弁護団
- HPVワクチン薬害弁護団
- 原発賠償関西弁護団
- 過去の実績
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- 著書
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- エイズの周辺―エイズ学入門(共著)
- 薬害肝炎裁判史(共著)
- ストップ・ザ・リゾート開発―法的戦略が地域を創る(共著)
- 講演等
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- 中学、高校、大学、各種団体での講演
- 座右の銘
- 選択に迷った時は、困難な途を選べ!