長野総合法律事務所 Nagano Sogo Law Office

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人の人生に立ち会う仕事。だからこそ、人に寄り添う弁護士でありたい。

弁護士奥村裕和

Hirokazu Okumura

大阪大学経済学部卒業2000年弁護士登録

インタビュー

個人情報、情報公開、オンブズマン活動などに力を注いでいます。
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 電子社会とプライバシー、情報公開、個人情報保護などを扱う大阪弁護士会情報問題対策委員会にて、シンポジウムや研修などを企画したり、弁護士会としての意見書をまとめるなどの活動を行っています。
 また市民オンブズマン団体の弁護団として、住民訴訟、情報公開訴訟などを扱っています。情報公開については、実務家向けの書籍も分担執筆しています。
 その他は、一般民事、家事、少年事件、中小企業の法務全般、再生事件など、幅広く取り扱っています。

初めての裁判員裁判。加害者と被害者、双方の人生に立ち会うこと。
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 少年の集団がホームレスを連続で襲撃した事件で、加害者側の一人の少年を担当しました。
 少年らは殺人などで起訴され裁判員裁判となりましたが、弁護側の主張どおりに、傷害致死への認定落ちを獲得することができました。
 初めての裁判員裁判、しかも大阪地裁の大法廷でしたので、大変緊張したことを覚えています。事件が1年以上続く中、未熟だった少年が精神的に成長し、最初の接見の時とは大きく変わっていくことを実感し、感慨深いものがありました。
 一方で、膨大な記録の中で一番印象に残ったのは、亡くなられた被害者の方のそれまでの人生が綴られた数少ない記録でした。
 様々な人の様々な人生に立ち会うのが弁護士の仕事だと強く感じた事件です。

弁護士を目指すきっかけは、前職での経験?
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 前職は、健康食品の営業をしていました。1年ちょっとで辞めたので、役にたつほど営業職としてのスキルが身についたとは思えないですが、会社員として働いたことは良い経験だったと思います。
 クライアントの話を良く聞くことは、営業職の基本。現在も引き続き心がけています。まだまだできているとは思いませんが。
 そして一度就職した結果、普通に会社員をするのは性分にあわないことが良くわかりましたので、これが一番の収穫だったかもしれません(笑)。

服装には何のこだわりもありませんが。
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 服が派手だと、同業者から言われることがままあります。
 私が少々派手なジャケットで他の弁護士と並んで記者会見をした時、それを見た他業者のとても派手な知人から、「単体で見てたら何も感じなかったけど、もしかして業界では浮いてる?」と言われました。自分では普通のつもりなんですけどね。

あなたは長野総合法律事務所をどのような事務所だと思いますか?
弁護士同士、お互い尊重しあいつつ、自由に好きなことをやっていいという、風通しのよい事務所だと思います。

プロフィール

経歴

兵庫県出身

1995年
大阪大学経済学部卒業
日本たばこ産業株式会社入社
1996年
日本たばこ産業株式会社退社
2000年
弁護士登録
2001年
長野総合法律事務所入所
所属弁護士会
大阪弁護士会(登録番号 27862)
主な取扱分野
  • 債務整理
  • 破産
  • 民事再生
  • 成年後見
  • 離婚
  • 相続
  • 情報公開
  • 個人情報保護
  • 刑事事件
  • 少年事件 など
所属団体
  • 大阪弁護士会情報問題対策委員会
  • 大阪弁護士会刑事弁護委員会
  • 大阪弁護士会司法修習委員会
  • 大阪弁護士会憲法問題特別委員会
過去の実績
著書
  • 名誉毀損の法律実務~実社会とインターネット(分担執筆)
  • 情報公開・開示請求実務マニュアル(分担執筆)
論文
  • 増殖する野放しの監視カメラに設置基準と監督を(月刊誌「都市問題」)
座右の銘
酒の一滴は血の一滴

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