長野総合法律事務所 Nagano Sogo Law Office

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本当に大切なことは何か。兎にも角にも、依頼者の声に耳を傾けます。

弁護士松本康之

Yasuyuki Matsumoto

京都大学文学部卒業1992年弁護士登録

インタビュー

自らの進路の道標にもなった、在日外国人の権利活動。
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 大学在学中、在日外国人の権利実現に向けて、指紋押捺裁判・年金差別裁判・就職差別や戦後補償裁判等が起こされていました。そのような裁判に関わる原告や弁護士の姿を見て、自らも同じ道を歩みたいと思うようになりました。
 弁護士になった現在も、公益財団法人とよなか国際交流協会に足を運び、役員としてサポートするなど、在日外国人の権利実現に向けての活動に力を入れています。

心に残るふたつの事件。偉大な先生より贈られた言葉が心の支えに。
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 これまで手がけた事件の中で、最近特に印象的だったものの中からふたつ。
 ひとつは、夫が原告となり、妻に対して不貞行為の損害賠償を求めた事件。私は夫の代理人を担当しました。
 この事件は客観的証拠に乏しく、妻の不貞行為を裏付ける直接的な証拠は全くありませんでした。しかし、依頼者とともに厳しい裁判を闘った結果、不貞行為が認められ、損害賠償を勝ち取ることができました。
 依頼者からは「地元の弁護士からは、敗訴するだろうとのことで受けてもらえなかった。嬉しいです」と言っていただき、私もとても嬉しかったです。
 もうひとつは、会社の支配権(株主権)を争う事件。こちらも客観的証拠の点では圧倒的に相手方が有利で、依頼者が敗訴するだろうという意見が多くの弁護士からも寄せられる中、2年半の苦闘の末「勝訴」の判決を聞いたときは、感動しました。
 その後控訴審、最高裁でもその判決が維持され、ついに判決が確定したときには、提訴してから実に4年が経過していました。
 苦難の闘いを、依頼者とともに勝ちきった喜びと安堵感は、今でも忘れられません。

全ては依頼者の権利のために。依頼者の権利を信じ、じっくりと話を聴きます。
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 私は不器用なアナログ弁護士ですが、人の話を聴くのは得意な方だと、自分では思っています。ですので一にも二にも依頼者の話を良く聴くこと。また、本当に大事なことは何かを見極めるように努めています。
 依頼者の声にじっくりと耳を傾けているうちに、依頼者自身が自分の進む方向を見つけ出されたり、客観的証拠の乏しい中でも依頼者の権利を信じて闘い、そして依頼者の権利を実現できたときは、この仕事をしていて良かったなと心から感じます。

サッカー三昧だった学生時代。するのも、見るのも大好きです。
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 中学・高校・大学と10年間サッカー部に所属しました。最後の年となる大学4年のとき、1部に昇格できる入れ替え戦に臨みました。結局負けてしまったのですが、良い思い出ですね。
 スポーツでは水泳やテニス、柔道、スキーなどにも挑戦したのですが、私は不器用なもので、サッカー以外は何をやっても全く上達しませんでした。サッカーもこれだけ続けた割に余り上手くなりませんでしたが(笑)。
 このような経歴がありますので、趣味はやはりサッカーをすることと、サッカー観戦。する方は大学のOBチームに大阪弁護士会チーム、それから地元のチームと3チームに所属しています。そうは言ってもなかなか時間がとれないのが現実ですが。
 見る方は、Jリーグのセレッソ大阪のサポーターです。年間パスも購入していて、ホームゲームはできるだけスタジアムに足を運んで応援しています。

あなたは長野総合法律事務所をどのような事務所だと思いますか?
人に優しく、闘うことを厭わない。そんな野武士の軍団のような事務所だと思います。

プロフィール

経歴

大阪府出身

1985年
京都大学文学部卒業
1992年
弁護士登録
長野義孝法律事務所入所
2013年
公益財団法人とよなか国際交流協会理事長就任(現在に至る)
所属弁護士会
大阪弁護士会(登録番号 22528)
主な取扱分野
  • 交通事故
  • 労働事件(労・使)
  • 離婚
  • 相続
  • 経営紛争
  • 刑事事件
所属団体
  • 大阪弁護士会(刑事弁護委員会、司法と福祉連携PT)
  • 移民政策学会
  • 日本家族<社会と法>学会
  • 公益財団法人とよなか国際交流協会
座右の銘
一隅を照らす

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